あいやばば
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真黒クロスケおばさん事件・・の話。
2014-09-27 Sat 01:26
ナマステ!

 2ヶ月半ぶりのドバイ。 こんどこそ行き帰りともまともなフライトでありますように・・・と願っていたが・・・

 またまた事件?が起きてしまった。

 それは行きのフライトだった。

    名付けて・・「真黒クロスケおばさん事件」

 出発前45分。 今回はズルもなく、アナウンス通りに優先搭乗が開始され、我々一般客もスムーズに乗り込めて35分前には小生も機内の人となった。

 ここはトランジット客が多いので後から後からぞろぞろとやってくるのだが・・・予定の20分前くらいになるとそんな客もまばらだった。

 「・・・・今回はラッキー! お隣に誰も来ない!!」と喜んだのも束の間・・・。

 ノッシ・・ノッシ・・よっこらせ・・・・と通路が窮屈そうにうごめく巨大生物・・・・?

 全身黒づくめでお顔を見れば黒人系のモスレム衣装。 おまけに黒いサングラス。
巨大生物現る!

 誰がどー見たって、エコノミー席じゃ無理でしょ!

 っていう体格の持ち主でありました。

 真黒クロスケの反乱!とでも言いたくなるような突然変異の怪物としか思えなかった。

 以前記事にもしたけど、シンガポールでのバスで出会った怪物、”落としたカードを拾えないおばさん”とダブって見えたが、今回の方がショーゲキは数倍。


 そのおばさんは前席で立ち止まった。

 トントンとCA(キャビンアテンダント)に肩を叩かれ、

 「この方が奥に座りますので一度席を立っていただけますでしょうか?」とうながされた。

 「・・・・・・・・・・・・。」

 なんで小生の隣なわけ??

 
 今まで恐らく200回近く飛行機に乗ってきたけれども大柄な外国人がお隣に・・というケースはもちろん度々あった。

 でもそれらはせいぜい肘掛を占拠されるくらいで、席を大幅に侵略するケースは無かった。

 それは肉の付き方の所為でもあった。

 ここで下の写真のスケッチを見ていただきたい。
シートが悲鳴!

 あくまでイメージで描いたものですが、別に誇張を入れているわけでもありません。 写実に近いです。

 まだ記憶に新しいうちにホテルで書き上げました。

 どこからどー見たってシート内に収まる身体じゃないんです。

 ついでにもう一枚。
座席着席状況の図

 上から見たシート占拠状況を描いたものです。


 こーゆー体型の人ってのは海外ではよく見ます。 病気なのか?ただの不摂生がもたらしたものなのか? その辺よく判らないのだが・・・とにかく超弩級の体型ではありました。

 まず・・肘掛を全部上にあげて・・通路側の席に腰を下ろして・・・・

 よっこらしょ・・よっこらしょ・・よっこらしょ・・よっこらしょ・・よっこらしょ・・よっこらしょ・・と

 芋虫の行進より鈍い動きで・・少しづつ身体を横にずらす。 肉が引きずられていくのが分かる。

  見ているこっちも力が入る。

 で、やっと窓側の自分の席に着けた。 なんか拍手を送りたくなる感動すらあった。

 ・・そして・・・CAが気を効かせて肘掛を元に戻した・・。 半ば強引に・・・。

 「・・・・あっ! 小生用のリモコンが・・埋没・・・・。」

 筋肉ではない肉塊はまるで溶岩の末端部。 本人の意思とは関係なく無造作に小生側のシート上まで約10cmも侵略せしめている・・・。

 今まで見たことのない光景が眼前に・・・。

 「・・・・人じゃない・・・・。 別の生き物だろ? 人になり切れないアメーバ?? 本人に罪はないのか? いやあってほしいものだ。 PM2.5で日本が困っているように、本人にその意思はなくても実際には迷惑を被っているんだから・・。」

 ゆったりのびのびの夢も打ち砕かれた瞬間でした・・・。 


        悪夢ですよ・・・・・。


 再び席に座ってシートベルトを締めて・・身体を通路寄りに取る。 

 離陸前の最終チェックでCAがシートベルトと携帯の使用を見回りに来た。

 が、一度目は何も見なかったように素通りして行った。

 小生は実はおばさんがシートベルトをしていないのを知っていた。  知っていたが・・・どう考えてみたって備え付けのものじゃ間に合わないだろうな・・・と・・。 知らんぷりを決め込んだ。

 が、次に来たCAはそれを見逃さなかった。 

 「お客様・・シートベルトをお締めください。」と促したが・・・

 真黒クロスケおばさん、「・・やっぱりやらないと駄目??」みたいなジェスチャーと顔を作ったが・・

 「どうしてもしていただかないと・・。」とCAも引き下がらない。

 おばさん・・ちょっと恥ずかしそうに・・「短いのよ・・。 シートベルト・・。」

 小生・・「・・・やっぱし!」

 CA・・「わかりました。 ちょっとお待ちいただけますか」と言って、すぐさま取って引き返した。

 すぐに、「・・・ふふふもう逃げられないわよ・・」と、勝ち誇ったように・・SMの女王の如く、ベルトを引っ提げて戻ってきた! 

 それはオス・メスが両端に付いた延長用のシートベルトだった。 

  そんな奥の手があるとは・・・・ちょっとはカタールエアーを見直した。

 そのSMの女王様から「ちょっと席を外して頂けませんこと」と言われて・・また席を立つ。 もうこっちが四つん這いになってもいいくらい迫力があったが・・当事者は小生でなく真黒クロスケおばさん。

 「まずベルトをこちらに出して頂けますか?」とクロスケおばさんに促す。

 おばさんもぞもぞしながらやっと左側のベルトを取り出した。

 SMの女王様はすぐさまカチャ!っと嵌め込む。

 こちら側のベルトも・・と言っては見たが、まったく取れる気配が無い。

 ここから真黒クロスケおばさんとSMの女王様とのコミカルアクションが続く。

 取れないはずである。 自分の肉が邪魔をしているんです。

 おばさん・・「だめだわ・・。」

 「じゃ、私が引き出しますので立っていただけます?」

 おばさん・・左の肘掛に手をついて、右側は前席に手をかけて・・・

 よっこらせ・・・っと。 

  「・・・ん??立ったのか??」

 SMの女王様も肉塊の中にまで手を突っ込んで取ろうとは思ってないらしい・・。

 「もう一度・・」

  よっこらせっと。   

 本人は立とうとしているつもりだろうが・・・言うことを聞かない3歳児、真夏のセントバーナード、おでこにおいた氷嚢の如くちょっとやそっと動いたくらいじゃ見た目判らない。 本人は至って必死なのだが・・いかんせん肉塊は反応しない。

 「もう一度」

 たぶん満身の力を込めて立ったのだろう・・あの体型じゃ腹と前席が邪魔をして”立つ”という体勢が取れないんだろうなぁ・・。

 よいしょ==---っと!

 「・・ん!! あがったか??」

 SMの女王様は出来たわずかの隙間から間髪を入れずに・・・・例えるなら・・ベッドの下に逃げ込んだ犯人の足首を捕まえて強引に引きずり出すが如く、ベルトを引き抜いた。 

 ベルトは観念したようにうなだれていた。 ま、当たり前っちゃー当たり前だが・・・。

 延長用のベルトをカチャっと差し込んで・・・

       一件落着。  


  いやいやいや、この一部始終も力入りましたねぇ。 すごいもの見ちゃった・・感がします。

 周りの人もたぶん同じ気持ちだったに違いない・・。

 ちなみにベルトですが、小生のウエストが80cmで約50cmの余りがあるんです。 で、延長用の1mベルトが50cmの余りだとすると・・・80+50+50で180cmっていうことになります。 ほんとか??

 身長よりウエストが勝るってことがあるんだ・・・・・。

 なかなか見応えのあるバトルでしたね。

 そのあと無事に離陸にこぎ着けたが、今回は心なしかエンジン音がいつもより大きかったような・・・。

 それにしても10cmの侵略はその後の小生の身体に少しづつ異変をもたらした。

 楽な姿勢で座っているわけじゃ無いので、一度首筋が攣りそうになった。 右ひじに体重をかけて頭を左に傾けたままの姿勢だったからに他ならない。

 でもまぁフライトが1時間余りだったからよかった。

 クロスケおばさんは途中のわずかな水平飛行に出される軽食をトレイが引き出せないからお腹の上で食べていた。

 すごい芸当ができるもんですよ。 ハンドバッグはお腹で押し付けられているし・・肉まみれの身体も使いようがあるってことなんですね。

 迷惑はかけられたけど、幾分同情出来るものもないわけではない。

 ドバイ空港はゲートから入国審査場までかなり歩かなくてはならない。 あの体で動く歩道にすんなり乗れるとは思えないし、カートを使うにも乗り降りが大変そうだ。

 入国審査を通って自分の荷物を受け取るころには既に次の飛行機の荷物が流れててどこかに片付けられているかもしれない。

 無事たどりつければいいのだが・・・。

 着陸してからのことなんだけど、こちらの人は気が短いのか飛行機が止まったと同時に席を立つ人が後を絶たない。

 シートベルトサインが解除になるまで待てないのだ。

 横の通路では大の大人が

 「何も今下さなくたっていいだろう!」と頭すれすれにスーツケースを下ろされた人が文句を言うと・・

 スーツケースを下したほうの男のはよく聞き取れなかったが

 「別にぶつけたわけじゃないだろう!」くらいの反論はしたのかと思う。 そのあと2・3やり取りがあったのだが、そもそも後ろの席の人が荷物を理由に強引に前に割り込んできたからっていうのもあったと思う。 こんなバカげたことでイチイチ言い合う連中なんだから世の中戦争が絶えないわけですよ。

 よくよく考えてみたが、小生は「他に席はありませんか?」くらい聞いてもよかったんだと思う。

 ただ、今回エコノミー席の前から3番目で、そこから後ろの席もなんとなく埋まってることもあって言わずにいたが、心の中では、もし小生がそんなことを言ったらおばさん気を悪くするだろうなぁ・・くらいの気持ちがあったのは確か。

 しかし、それはこーゆーことが日本で起きたらの場合であって、こっちの国では別に言ったってかまわないのだ。 むしろそれが普通だ。

 口論の下りを書いていて思ったんだけど、エゴイストと思われる自己主張も今回のケースでは、もし小生が移動した場合おとなりの真黒クロスケおばさんだって肘掛を外して窮屈な思いから解放されるわけだし、小生も楽に座ってこれたかもしれないのだ・・。 エゴイスティックに捉えられるかもしれないが、こちらではそうは恐らくとらない。

 逆に言うと配慮が足りなかった。  ということも言えるのだ。

 真黒クロスケおばさんには反面感謝しなくちゃならないな。

 思慮が足りなかった反省と・・・

   記事ネタを提供してくれてありがとう・・・・と。


     ちなみにこの話には肉付けはしておりません。


  でわでわ また


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