あいやばば
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日帰りドライブin Kelantan, Malaysia
2016-02-28 Sun 23:39
ナマステ!



 今月初めの頃の事なんですが・・・丁度旧正月の2月8日、日帰りドライブでコタバルのあるケランタン州のKuala Kurai(クアラ クライ)という街に行ってきました。



 そもそも今回の旅の目的なんですが、伝統的な木造家屋を見てみたい! 田舎の集落を見てみたい!・・・素朴に働く草刈り娘を見て、牛追い少年を見てみたい・・・っていうことで計画したのですが・・・



  結論から言うと・・・



       何も収穫が無かったドライブでした。



  準備は万端。 ドライバーを雇う際にあらかじめ会社の運転手の知り合いを紹介してもらい、先に値段交渉も完了。


  ドライブするのに地図が無かったので小生は事務所に貼ってあった地図を引っぺがし、一時的な略奪行為をも強引に許してもらい(というか、「別に一日くらい貼って無くたって問題ねーべ!」と威圧的に・・・。) 携帯のバッテリーをフル充電にして・・・


     いざ出発です。


 行ったメンバーは小生の他にフィリピン人が二人。 タクシーを一日借り切ってのドライブです。

 
 値段はガソリン代込みで300RM約8100円で、前金半分、無事戻ってきたら全額という契約です。


 あらかじめ英語の話せるドライバーっていうことでお願いしたんだが、小生とどっこいどっこい。


 今日はコタバルを離れて山の方に向かって・・木造民家を見てみたいとか田舎の自然を見てみたい・・とか言っておいたのだが・・・


 出発後いきなり連れて行かれた場所は・・・


  コタバル市内にあるケランタン州のスルタン(部族長・王様?)の昔の住居。 
     スルタンの旧住居・・御殿
  今のは鉄筋コンクリートで立派なものが建てられているが、以前までは現在博物館になっているこの木造の建物に住んでいて、移動に使われた船や装飾品、祭礼時の食事の様子、当時の武器、エトセトラが展示されていて、あっという間に10時を回ってしまった。
     スルタンが使った船
     せっかく4MRの入館料を払って見に来たんだから…って云うわけでもないが、一応一通り見て回ってしまった・・・。


  確か・・・「コタバル市内の見学はいつでも出来るから、さっさと田舎に向かってくれっ」って頼んだはずだが・・・。


  写真で紹介すればいいのだが、室内撮影禁止ということで、傍若無人の中国人一行に成りすます気も無いない小生としては、外側の風景のみ撮影。
      驚き、もがき苦しむ・・樹?
      この樹のうろがいい味出してたので・・一枚。 きっと何かに嘆き悲しんでいるのでしょう。 右目からは別の木が生えてしまってたが・・。


 考えてみれば・・確かに木造建築ではあるけれど、このドライバー・・わざと知らないふりして、案内したか? 遠出するにはガソリン代が勿体ないと思ったか・・近場でごまかそう・・とか・・・。 出だしから小生の小言を聞く羽目になる。


 小生の英語力をカバーするためにフィリピン人も誘ったのだが、そのフィリピン人をしても小生の説明が完全に理解できていなかったのは否めないようだ。


  昔の原風景・・・というような曖昧な表現・・・フィリピン人にしてもマレーシアの田舎の風景は似たり寄ったりのところもあるし、日本人が思うような、白川郷とかまでは行かなくても、灰色の瓦屋根に白壁、屋敷林に囲まれた田んぼや畑の一軒家とか5~6件連なった集落があったり・・・っていうのが、彼らにはイメージできないから・・・必然・・・ドライバーへの説明も的を得ない。


      ドライバーは車が行き交う州の幹線道路を只管南下して山岳地帯の方角を目指す。
       ケランタン州幹線道路



    でも・・・幹線道路じゃ何の面白味も無いのだ。 どこの町に行ってもコンクリート造りの家ばかりで、たまに木造家屋も見られるが、小生が思い描いているような自然の中に溶け込んだ風景というのが全く現れてこない。
       街道筋の木造家屋



      そーこーしているうちに昼になってケアルクライという街に着いてしまった。
      クアラクライの街
      この建物一階、窓の横にうっすらと茶色の汚れた線があるの判るでしょうか?

      2014年12月に豪雨があって、街全体が水没してしまったのでした。 ここは比較的高い位置にも拘らず水が来たようで、ほとんどは屋根上まで来たって話で2週間も水が引かなかったという惨事に見舞われたらしい。


   この川にはそもそも堤防というものが無い。 氾濫っていう感覚もちょっと日本人と違うものがあるのだ。

  
    話は聞く人によって様々で中には40mも水位が上昇したとか・・・。 小生の見る限りじゃせいぜい20m位じゃないかと思うのだが・・・。


      ちょっと幹線道路を外れて、ケランタン河の見えるところまで行って見た。
        ケランタン河
        この当時は雨季の末期だったのでちょっと通常より水位が高い。


    で、この川のほとりに建つ家に行ってちょっと庭をお借りしますっていったら、何故か歓迎されてしまって・・
        ねこ

     ・・・・って別にこの子は我関せずでしたが・・・。


  日本語を交えて30分ほど立ち話。 親日家の主人が居て、数年前まで日本企業で働いていたとのこと。 中国・韓国は嫌いだ!っていうので自然と意気投合してしまった・・・。
      ケランタン川のほとりに建つ家
     この家は10mくらい水面より高いところに建っていたのだったが、豪雨の際は屋根上まで水が来たと言ってた。 


     この辺のほとんどの家は仮設住居に入ってるか、コンクリートの家に建て替えちゃったらしい。


    帰りの時間を考えるともうそろそろ引き返さなくてはいけないところまで来たようで、最後にマレーシアには珍しい?駅に立ち寄った。 KLから2本ある鉄道のうち東側をタイ国境手前まで走る路線で、もう一本はシンガポールからタイまで行ってる国際列車の通る西側線。 このケライ駅の方は東側線にあります。
       クライ駅

   本当は一人で列車旅っていうのも頭にあったんだけど・・・いろいろ調べているうちに・・・一日数本しか走ってないことが判り・・・断念。 


  実際駅に着いて時刻表を見たら・・・KL行きは一日2本しか走ってなかった。 
       時刻表


      でもたった一日2本しか走らないのに・・・
       クライ駅ホーム
       豪華なホームでしょ! JR北海道・・・新十津川駅までの駅ときたら・・コンテナを改造したものだったり、ホームに屋根なんてありませんからねぇ。 ちゃんと駅長さんもいらしてました。 再就職するならこんなとこでもいいかもな。

       

   ま、時間さえ合えばKLまでの片道用に使っても面白いかなとは思うが・・・8時間も何もない車内でどうする?ってことがひじょーに問題・・・。 景色は100キロ走っても200キロ走ってもパーム椰子畑というか林が延々と続くだけで、何度寝て目を覚ましても同じところを走ってるのか?と錯覚してもおかしくないし、単行本を忘れたら実に退屈な旅になること間違いなしなのだ。


   ケアルクライ市を去る前に腹ごしらえ。
   

       街道筋のマレーフードの店で一休み。
      マレーフードの店

       食事は・・・ま、こんなもの。
      食事

 
       マレーフードもいい店に当たると決して不味くは無いんですよ。 ここは・・そこそこでしたが・・・。


     で、本当はせめて周りが1500mクラスの山々がそびえる辺りまで行って見たかったけれど、2時間走って、ケアルクライあたりじゃせいぜい500m止まり。 民家もずっと続くし、コタバルあたりの景色と左程変わらないのでほんとにがっかりだった。


    一路引き返してコタバルを目指すが、ちょっと寄り道をして、「滝」を見てから帰ることにした。


    地図の写真を見る限りどの滝もたいして興味を引くものではなかったが・・・


    Pasir Puthe(パシール・プテ)という街の近くにあるJeram Linang (リナンの滝)というところに行って見た。


    ジャングルの密林の中の細い道を10分近く走ると突然視界が開け駐車場とレストランがあった。
      休憩所

      そこに車を止めて歩くと・・・Linangの滝入口
    濁った川の流れではなくて比較的済んだ川があった。


    その上流では皆が水遊びをしたり、バーベキューをしたり、ピクニックに来ている家族連れで賑わっていた。
    水遊び・・その1

     マレー人の女性は水着じゃなくてそのまま泳いで遊んでましたが・・・
     水遊び・・その2
     この日の日差しなら・・・直ぐに乾いでしまうのでしょうか? 海じゃなく川ですから変にべったりすることも無いでしょうし・・・って別に心配するほどの事でもないんですが・・・


     「滝」と呼ばれる流れは歩いて数分のところにありました。
      Jeram Liang リアンの滝

     完全に拍子抜けする滝?でありました。 どうも滝の定義が曖昧になってしまって・・・急流と滝の違いとは・・・?


     キャンプ場?の先はジャングルです。
     ジャングルの木漏れ日

      ここで見つけた不思議な花。
      名の知らぬ花1


      拡大すると・・・
      名も知らぬ花2
      花なのか・・・蕾なのか?  造花のようなイメージの花?でした。 世の中いろんな種類の花があるもんだ。


     最後の写真は標識を飲み込む木です。
     標識を飲み込む木

      逞しいですね。 


   帰り道は渋滞にあって、すんなりとはコタバルまで戻ってこれなかったが、まだ日が落ちる前に無事到着。


   このケランタン州。 州と言えども・・面積は岩手県とほぼ同じ。 岩手県は昔から何度も行ってるところで、海あり山あり平野あり大河ありで条件としたら似てるんですが・・ここの道はドライブする楽しさに欠けます。 


    今回の旅の目的はもし感動するような田舎の風景に出会えたらって事だったんですが・・・小生を除く全員にその微妙な機微が伝わらず却って誤解を生んだのかもしれぬが、逆にああ俺は日本人なんだな・・と思えました。


    彼らの言い訳に一応耳を傾けるなら、木造家屋は先の豪雨で壊滅的にやられて、流されたり、取り壊されたり、その後コンクリート住居にみんな取って代わったそうな・・・。


    ま、そーゆーことにしておこう。


   でわでわ また

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